丹波篠山若手工務店の会 住倶楽部

地域に根付き、住まいの新築・リフォーム・修繕を日常業務として行っている地元密着の工務店だからこそ、出来ることがあるのではないか。
ひとつひとつの工務店は決して大きな会社ではありません。しかし、その力を終結することで、地元工務店を正しく認知していただき、互いに切磋琢磨し、誠実な御用聞きとして篠山の家を守っていきたい。
想いを共有する篠山市内の若手工務店経営者がスクラムを組みました。

1．品質の良い家造り・リフォームと工事後の家守り

• 互いの仕事を評価し、設計力や技術の向上を図る。
• 勉強会や情報交換により、時代のニーズを把握する。

2．技術や職人の永続性を担保

• 職人を共有し合い、地元での若者の雇用を促進する。

3．健全な経営の存続

• 各種団体と連携し、社会的認知度を高め、工務店の仕事に対する理解を広める。
• 互いに協力しながら、グループで家守りを継続する。

・古民家再生・活用プロジェクト

2014年4月より篠山市本郷の築約80年の古民家を大学生と一緒に改修しました。神戸芸術工科大学（神戸市西区）の環境・建築デザイン学科の学生たちと掃除を行い、コンペに出品された計画書や模型のアイデアをもとに9月より着工し、2015年3月に竣工を迎えました。改修が完成するまでに、勉強会や木造建築の改修技術の継承を行ったり、カフェを開いて木造建築の良さを発信しています。

・トライやるウィークに協力

2012年度より中学2年生が職業体験をする「トライやるウィーク」の受皿となって、中学生たちに木の良さや手作りの良さを伝えています。差し金で墨を付け、のこぎりで丸太を切断し、ノミで穴を掘ったりカンナで面取りをしたり、大工道具の使い方を学んで手作りの良さを体感してもらっています。木製のベンチを製作して篠山市役所に寄付しました。